2014年6月18日
本物のCSR

CSRってもうかるんですか?

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こんにちは、レスポンスアビリティの足立です。

「本物のCSR」では、
CSRが事業の役に立つ
CSRが利益を上げる
と言っているのですが、
もしかしたらあなたはまだ疑心暗鬼かもしれません。

本当にそんなことができるの?
なぜCSRで利益が上がるの?…

あなたがそう思うのも無理はありません。
それはまだあなたが、
言っては申し訳ないのですが、
日本でよくある、
カタチだけのCSRしか知らない
からかもしれません。

一つ例をあげましょう。

CSRにとって重要なテーマの一つに「CSR調達」があります。

自社だけでなく、サプライヤーにおいても
CSR的な配慮をしっかりに行なってもらうよう、
サプライチェーン全体で取り組むということです。

海外のCSRの会議に行くと、
CSR調達は常に大きなテーマとして
取り上げられます。

その理由は、これが非常に大きなリスクであり、
CSR調達をきちんとしているかどうか、
企業が厳しく社会から見られている
ということもあります。

しかし、まじめにCSR調達に取り組んでいる企業は、
それだけが理由ではないことを知っています。
そういう会社は、CSR調達がどれだけ実際に業務の
役に立つかを知っている
のです。

例えば、私どもがおもに中国でお手伝いしている
日本企業の場合です。

中国では、せっかく雇った工場の労働者が、
すぐに辞めてしまいます。
隣の工場の方が少しだけ給料が良かったり、
食堂の食事がおいしいという噂だったり、
そういうことだけで簡単に辞めてしまいます。

中国には労働者はたくさんいるのだから、
辞めたらまたすぐに補充すればいいと
思われるかもしれません。

しかし、実際には、今や中国も人手不足の時代
なのです。

特に、技能の高い熟練工は圧倒的に不足して
いますし、
また、長く一つの工場で勤めてくれる
真面目な労働者は、なかなか雇えないのです。

一人っ子政策のお蔭で、
労働人口がもう減少し始めたという指摘もあります。

なので、中国でも離職率が高いのは大問題なのです。

そもそも、離職率が高ければ、
技能の高い熟練工はなかなか育ちません。
いくら教育しても、それが無駄になってしまいます。

企業経営にとって、大きな痛手であることは
容易に想像できるでしょう。

ところが、私たちがお手伝いしてきた
その日本企業の工場では、
いずれも周囲の工場に比べて離職率が明らかに低いのです。
時期によって、また比較先によっても異なりますが、
ざっくり言って、離職率は半分以下です。
場合によっては、1/3ぐらいのこともあります。

これが事業上、どれだけ大きなメリットなのか、
いかにコストを削減し、利益を増やすことにつながっているのか
想像がつきますよね?

そして、CSR調達をしっかりしていることで、
サプライヤーにおいても同様の傾向が見られます。
この会社へ部品を納入する多くの企業において、
離職率は低く、優秀な労働者を継続的に確保できているのです。

スムーズな生産が可能になり、
製品の品質も高く維持できるでしょう。
サプライチェーン全体として、
大きなメリット
です。

それだけではありません。
中国などでは、賃上げや待遇改善を求めて
しばしばストが発生します。

多数あるサプライヤーのいずれか一箇所でもストが起きれば、
最悪の場合、製品が作れなくなってしまいます。
たった一つの工場で起きたストが、
莫大な逸失利益や、賠償責任をもたらす
のです。

どこかのサプライヤーが一日止まるだけで、
最終的にどれだけの損害が発生するのか…
想像しただけで胃が痛くなる話です。

しかし…
CSR調達をしっかりと進めている
私たちのお客様のところでは、
サプライヤーにおけるストライキも
ほとんど起きていません!

CSR調達をしっかり進めるのと、
カタチだけで済ませるのと、
どちらが「得」でしょうか?
どちらの会社の方が、良い業績を上げられるでしょうか?

つまり、
そういうことなのです。

「本物のCSR」を進めている会社と、
カタチだけのCSRしか行なっていない会社。

たとえばCSR調達だけに限って考えても、
これだけの差が出るのですね。

CSR調達について詳しく知りたい方は、サスナビ!の動画チャンネルをご覧ください。

サスナビ!チャンネル「CSR調達とは?」

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