2015年8月31日
サスナビ!チャンネル

企業と水の知られざる関係とは?

 すべての生きもの、そしてすべての企業も依存する水。その水がいま世界的に見ると大変な危機に直面しています。

 しかし、「水はタダ」だと思っている日本人は、そのことにも、また他国で多くの方々が水に苦労していることに無関心です。

 それが倫理的に良くない、ということを言いたいわけではありません。それ以上に、他国における水の状況は、日本企業の事業や、ひいては私たち日本人の生活にも影響を与えかねないのです。

 水ジャーナリストでアクアコミュニケーターの橋本淳司さんにお聞きする世界の水事情の続きです。
(前半はこちらです「知っていますか? 水にまつわるこんな現実」)

日本に国際河川がある!?

 日本以外の多くの国が水や、水をめぐる利害関係を強く意識するのは、いわゆる国際河川があるためという話があるそうです。川の上流の国と下流の国で利害が対立するため、日ごろから水の問題に敏感になるのですね。

 一方、島国の日本には国際河川がありませんので、それが私たちの水に対する認識を弱くしているようです。しかし、橋本さんは、日本にも国際河川が流れ込んでいると説いています。一体どういうことなのでしょうか?

「サスナビ!440 橋本淳司さん (5) 日本にも国際河川が流れ込んでいる!?」

日本企業の取り組みは?

 国際河川がなく、雨は多い。そんな恵まれた環境でともすると水に鈍感になりがちな日本人… しかし、日本企業は水に対して取り組んでいないというわけではありません。むしろ節水や水のリサイクルに対して、非常に意識的が高く、積極的な企業も多いのです。

 しかし、日本企業にはある観点が欠けがちであるために、潜在的に大きなリスクを抱えることになっているといいます。さて、水についての日本企業の盲点とは何なのでしょうか? 詳しくは以下の動画をご覧ください。

「サスナビ!441 橋本淳司さん (6) 日本企業の盲点:水リスクを自社の○○との関連で考えていますか? 」

 動画の中でもご紹介した、橋本さんが書かれた企業向けの本はこちらです。
いちばんわかる 企業の水リスク

企業はどうしたらいいのか?

 節水やリサイクルには積極的に取り組んではいるけれども、企業の継続性という観点から水リスクを考えている企業はまだまだ少ないようです。では、実際に事業の継続性を考えるためには、企業は水リスクをどのように考え、どのような対策を打つ必要があるのでしょうか?

「サスナビ!442 橋本淳司さん (7) 企業は水リスクをどう考えたらいいのか?」

 橋本さんのお話はもう少し続きます。「サスナビ!チャンネル」では平日の毎日、1つずつ公開中です。チャンネル登録していただけると、見逃すことがなくなります。
 
 
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