2014年8月24日
生物多様性

今年の予算は終了。あとは借金でお願いします。

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こんにちは、レスポンスアビリティの足立です。

先週は、お盆開けの一週間でしたが、いかがお過ごしだったでしょうか?
私は、休み明けですぐに復帰できるかなと思いきや…
怒涛のようなスケジュールで、アッと言う間に現実の世界に強制的に引き戻されました(^^;)

さて、そんな中、先週は地球全体にとって大変な日があったのですが、
ご存知でしょうか?

それは、8月19日(火)です。

実はこの日、私たちは地球の一年分の予算を使いきってしまったのです。
そして、翌日20日からは、私たちは借金生活なのです。

誰に借金をしているのでしょうか?
それは将来の世代に対してです。

返すあてもなく、将来世代の資産を食い潰す。
それが、いま私たちがしていることです。

この、地球の予算を使い切ってしまう日のことを
アース・オーバー・シュート・デー(Earth Over Shoot Day)と呼びますが、
NGOのグローバル・フットプリント・ネットワークの計算によれば、
それが今年は8月19日でした。

年々早まる予算消化

この予算を使い切ってしまう日は、
残念ながら年々早まっています。

2000年は10月1日だったのに、
2012年には8月23日、
2013年には8月20日、
そして今年はさらに一日早まって
8月19日になってしまったのです。

本当の意味で社会を持続可能にするためには、
もちろん一年の予算の中で暮らすようにしなくてはいけません。

そのためには、
予算を増やすか、
出費を減らすか、
そのどちらかです。

しかし、家庭や企業の予算と違い、
地球の予算はなかなか増やすことができません。
基本的に有限な世界だからです。
 
 
なので、私たちにできることは、
出費を減らす、しかないのです。

だからと言って、
なんでもかんでも減らすというわけにもいきませんから、
いかに無駄をなくすか、
いかに効率を高めるか、
そういう点で頑張る必要があります。

生態系を回復する意味

ただし、地球の生産力を高めることができれば、
予算もある程度は増やすことができます。

どうやったら、地球の生産力を高められるか?
それは、生態系を再生すればいいのです。
失われた森や湿地、そうした自然の生態系を復活させることが
予算を増やすことになる
のです。

生物多様性条約の愛知目標の一つに、
自然資源の利用の影響を生態学的限界の十分安全な範囲内に抑える」、すなわち「持続可能な生産及び消費」を達成するということがあります(目標4)。

これはまさに、企業活動や消費活動を地球の予算内にするということです。

なぜこれが愛知目標になったのか、
なぜ企業も生物多様性や生態系を保全しなくてはいけないのか、
こういうことを知るとよく理解できるのではないでしょうか。

私たちの最終的な目標は、地球の予算内で生活や企業活動を行なうことですが、
まずはアース・オーバー・シュート・デーを一日でも遅くする
それを目標にしてみてはどうでしょう。

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