2014年6月17日
本物のCSR

コンプライアンス=CSRから卒業すべき3つの理由

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こんにちは。レスポンスアビリティの足立です。

あなたは、企業不祥事が起きるたびに、今だに「コンプライアンスはどうした?」、「CSRはどうした?」という反応が出てくるのはちょっと辟易しませんか?

もちろんコンプライアンスは大切ですし、それが出来ていないようであればCSRどころではないのですが、だからと言って、コンプライアンス(法令遵守)が出来ていれば、CSRは大丈夫という話ではまったくない

からです。

さすがにCSR担当の方は、CSR=コンプライアンスだとは思っていないでしょうが、それでもコンプライアンスが主要な仕事になっている会社はあるかもしれません。

たとえ自分ではそういう意識はないつもりでいても、「責任ある企業として○○○をしなくてはいけない」と聞くとすぐに、「根拠になる法律は何だろう?」と考えてしまうとしたら… それはやはりコンプライアンスを中心に考えているということでしょう。

そもそも今のような形のCSRは… という定義の話は今日はしません。そうではなくて今日お話ししたいのは、「CSRの仕事がコンプライアンスばかりになっていると、すごく損をしますよ。モッタイナイですよ。」ということです。そしてその理由は、少なくとも3つあります。

まず第一に、コンプライアンスがCSRの主要なテーマになっていると、CSR部は「このルールを守ってください」、「これはこうしてください」と、社内を締めつけるようなことばかりになってしまいます

もちろんそれは正しいし、必要なことなのですが、それだけだとワクワク感はないですよね。下手をすると、社内からなんとなく煙たがられてしまう部署にもなりかねません。(本当は大切なのに…)

また社外、つまり社会から見ても、CSRはコンプライアンスだけという会社は、いかにもツマラナイ(ごめんなさい)、お堅いだけの会社に見えると思うのです。もちろん、コンプライアンスが出来ていない会社は言語道断なわけですけれど。

つまり、CSRがコンプライアンスだけだと、社内からも、社外からも、魅力的には見えないのですね。これはとてもモッタイナイのです。

しかし、より本質的な問題もあります。
それは、コンプライアンス、つまり法律やルールを守ることに一生懸命だと、逆に「法律で求められないんだったら、まぁいいんじゃないの」となりかねないことです。そうなると、本来はもっと注意を払うべき課題に気付かない。これは企業として非常に大きなリスクを抱えることになります。環境の変化への対応も遅くなってしまい、気が付いたときには手遅れということだってあるかもしれません。なにせ、法律というのは必ず問題が大きくなってから出来るものなのです。かなり大きな問題になってこれは放っておくわけにはいかないとなったときにようやく法律ができるわけですからね。

このように、変化への対応が遅くなると、当然その社会課題に対応することで新しいビジネスが生まれたり、社内の働き方やビジネスパートナーとの働き方が進化するということもないでしょう。つまりは、自らイノベーションを作り出す機会をみすみす失っているということです。これもモッタイナイ。

このブログを呼んでくださる方は、CSR担当の方が多いと思います。
それでは、そんなあなたは、こんなCSR=コンプライアンスのモッタイナイ状態を放置できますか? こんなことしている会社がおもしろいと思いますか?

もちろんあなたの会社はそうではないと思います。でも、こういうモッタイナイCSRが多い日本ってどうなんでしょうね。

私たちはもっと、おもしろいCSRにしたいと思います。
もっとおもしろいCSRをして、会社も社会もどんどん変えて行こうよ、というのが私たちからの提言です。

もちろんコンプライアンスは必須です。しかし、それですべてが解決したり、十分なわけではありません。そこから先で頑張るのが本当のCSRなのです。さぁ、それではこれから一緒に「本物のCSR」を探っていきましょう。

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