株主総会の準備は万全ですか?
非財務情報、CSR関連の質問には間違いなく回答できますか?
コーポレートガバナンス・コードへの対応は順調ですか?
株主総会、もっとも力を入れて準備すべきことは?
3月期決算を終えたあなたの会社では、株主総会に向けていま準備の真っ最中だと思います。計算書類や事業報告書の作成はもちろんですが、もっとも重要かつ大変なのは総会における質問への対応準備なのではないでしょうか?
事業報告書で報告する事項についてだけであればあまり問題ないでしょうが、最近はそれ以外の質問も増えてきています。特にこれからの方針や計画であったり、会社としての考え方であったり、将来について聞かれることも増えていることでしょう。
さらには、企業としての責任についても明確な考え方や行動を問われることも増えているはずです。そして気をつけなくてはいけないのは、こうした問いに対する回答いかんで、会社の評価が大きく上下するということです。
こうした質問への回答で冷や汗をかいたという話もよく聞くようになってきました。最悪の場合には、まずい回答をしたばかりに問題が一気に炎上することもあります。しかも難しいのは、これまでの「常識」に沿って「うまい」回答をしたつもりでも、それがかえって質問者や様々なステークホルダーの感情を逆なでし、むしろ会社の評価をさげてしまうことになりかねないということです。
つまり、何が「適切な」回答で、何が「不適切な」回答なのか、とてもわかりにくくなってきているのです。
だからこそ...
今もっとも必要な想定質問
株主総会での質問について、あなたの会社でも質問を想定し、それに適切に対応できるように準備を進めていることでしょう。それではあなたの会社の想定問答集の中には、以下のような質問は入っているでしょうか?
- 非財務情報の開示についてどのように考え、どのように準備を進めているのか?
- コーポレートガバナンス・コードへはどのように対応しているのか?
- 事業上のマテリアリティは何だと考えているのか? それをどのように特定したのか?
- サプライチェーン上のどこにどのようなリスクがあり、それをどのように管理しているのか?
- 現在のCO2削減計画が妥当であるとすると判断する経済的な根拠は?
- どのサプライヤーが今後5年以内に大きな水リスクに直面し、それは事業にどのような影響を与えているのか?...
こうした質問が想定されていて、それに対して説得力のある回答が準備されているようであれば問題はありません。
しかし、もしこうした一連の設問がほとんど入っていなかったり、なんでこんなことが聞かれるのか不思議に思われるようであれば…
今すぐ対策をとった方がいいでしょう。
昨年6月から施行された「コーポレートガバナンス・コード」、そしてEUで進む非財務情報開示義務化の流れの影響で、特に機関投資家の間では、財務情報に加えて、環境、社会、ガバナンスなどの「非財務情報の開示」についても注目が高まっています。
また企業の「責任」の範囲もどんどんと拡大しており、そうしたことに関心を持つ個人株主も増えています。
さらには、日本版スチュワードシップ・コードの浸透やGPIFの国連PRIへの署名の影響もあり、国内の機関投資家も適切な「株主行動」をとることが半ば義務化されつつあるという背景も見逃せません。
つまり、今後こうした質問が増え、さらには高度化することは必定なのです。そのような状況の中で、あなたの会社の準備状況はいかがでしょうか?
以下に1つでも当てはまるようでしたら危ないかもしれません・・・。
☑ 非財務情報と一口にいっても、株主からどんな質問があるのか
想像もつかない...
☑ うちは環境やCSRにしっかり取り組んでいるから何を質問されても
大丈夫だろう...
☑ うちには、CSRに関連したどのようなリスクがあり、どのような
質問をされる可能性があるのかわからない...
☑ 株主や投資家が非財務情報にも注目しはじめていることを
知らなかった...
☑ 日本版スチュワードシップ・コードは金融機関に対するもの。
事業会社である我が社への影響はないだろう...
☑ コーポレートガバナンス・コードは、とりあえず社外取締役の数を
増やしたのでこれでいいだろう?
もちろん、実際には準備したとおりの質問がされるとは限りませんし、複合的にいくつかの要素を絡めた質問となるかもしれません。想定問答集があるからといって、絶対に大丈夫と確約されるわけではありません。
しかし、株主総会を迎えるにあたっての出来る限りの準備をすることで、総会当日の運営に安心感と余裕が生まれます。
あなたは、万全の準備をした上で株主総会に臨みたいでしょうか?
それともぶっつけ本番でも良いのでしょうか?
さらには、たとえ今年の株主総会ではこのような質問は出なかったとしても、こうした質問にきちんと答えられるようにすることで、これから何に力を入れたらいいのか、新たな経営課題も明確になるのです。
そしてそうした課題に適切に取り組むことにより、あなたの会社の経営はより強固で、安定したものになるでしょう。つまり、これは試験前の「一夜漬け」ではなく、企業体質を本質的に強化するためのチャンスでもあるのです。
あなたには強い味方=非財務情報に関する想定問答集作成サービスがあります!
とは言っても、こうした準備を社内だけで行うのは大変です。株主総会までの時間は限られている上に、外部の視点がなければ独り善がりになりがちで、思わぬ重要ポイントを見過ごしてしまうかもしれません。さらには想定質問は考えられても、適切な回答を作成するのはより困難です。
こうした問題を解決するためには、この分野の専門家である私たちへのご相談をお勧めいたします。なぜなら私たちに非財務情報に関する想定問答集の作成をご依頼いただければ、以下のようにできるからです。
- CSR、サステナビリティ、環境・社会等の非財務情報の専門家が、あなたの会社の事業内容を考慮した上で、株主や投資家からの想定質問をまとめます。
- あなたの会社の考え方、強味、体制を反映させ、適切な回答を準備いたします。
- 業種、業態、操業地域など、あなたの会社に合わせたオーダーメイドで作成します。
- 事前のヒアリング、想定質問の確認、回答の確認、それぞれにしっかり時間を取り、じっくりとお話しをお聞きします。
- 以上については事務方の方々との打ち合わせだけでも実施可能ですので、忙しい経営者の方を煩わせません。
- 問答集完成後には、回答のポイントを経営者(もしくは役員)の方に直接ご説明します。
- 短期間、リーズナブルな価格で対応します。
あなたもよく痛感なさっているように、株主総会の準備には膨大な作業量と時間がかかります。
「少しでも手間や時間を省きたいし、少しでも不安要素を取り除きたい。」
そのようにお考えであれば、今すぐご相談ください。