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代表足立が日本生態学会第65回全国大会に登壇しました

おしらせ | 2018/03/22

生態学者よ、街に出よ!Part 14 企業と生物多様性フィナーレ 〜生態学と企業はどう変わったのか、変わっていくのか?〜

 2004年の釧路大会で自由集会として始まった「生態学者よ街に出よ!」は、今回で14回目を数えます。この企画は、社会には今どのような課題があり、解決が求められているのかを知ることで、生態学が社会、特に企業が直面する課題の解決にどう貢献できるかを考えることを意図したものでした。つまり、これに参加することを通じて、まずはバーチャルに「街に出て」社会の課題を知り、そしてそれがきっかけとなって、より多くの研究者が課題解決のために実際に「街に出る」ことに期待をしたのです。

 この14年の間に、2010年10月には名古屋で生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が開催されたこともあり、生物多様性という言葉が社会でも話題になり、また真剣に考える企業も増えてきました。そしてこれまでの一般的な意味での「自然は大切」という理解から、経済活動や社会そのものが存続するためには「自然は基盤であり不可欠の資本」という理解が深まりつつあります。

 生態学の研究者と企業が課題解決のために協働したり、生態学を学んだ若手が企業や行政に就職して活躍することも珍しくなくなりました。こうしたことから、生態学会における「生態学者よ街に出よ!」シリーズも一定の役割を果たしたと考え、今回で一旦締めることにしました。そこで、今回は、これまで14年間の社会の変化を振り返り、またこれからについて参加者全員で展望しました。

弊社代表の足立も、「これまで14年をふりかえって -企業と生態学の関係はどう変わったのか?-」という演題で登壇いたしました。

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