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2017年 新春のご挨拶

おしらせ | 2017/01/01

 
 2017年、新春のお喜びを申し上げます。レスポンスアビリティの足立です。

 清々しい新年の朝をお迎えのことと思います。透明感のある空気とフレッシュな気持ちの中で、これからの一年間に何をなすのか、今どのような一年を想像なさっているでしょうか。

 これからの一年を考えるにあたってまず昨年を振り返ってみたいのですが、一年前のご挨拶では、2016年は新たなルールに則って行動を始める年になるであろうということを申し上げました。

 実際、日本の中でもSDGs(持続可能な開発目標)やESGに対する関心が急速に高まり、これまでとは少し雰囲気が違って来ていることは、多くの方が感じていらっしゃることでしょう。

 私がそれ以上に強く感じたのは、世界全体が新たなやり方に向けて急速に動き始めた、あるいは動き出そうとするエネルギーの高まりです。

 昨年もアジアを中心にいくつもの国際会議やイベントに参加しましたが、どこでも共通して感じたのは、今までとは違う切迫感、切実感です。

 誰かが解決してくれるのを待つのではなく、今ここで自分たちが行動しよう、しなくては間に合わないという切迫感です。

 そして多くの組織が、実際に行動を起こしたのが昨年だったように思います。世界では日本の想像以上のハイペースで進む再生可能エネルギーへのシフトや、パリ協定の早期発効がその例です。皆がこれまでと違う、新しい世界像を強く求めているように感じるのです。

 ですから、切迫感があることは必ずしも悪いことでもなさそうです。必要に迫られてはじめて、人間は行動を起こすし、新しいことを考えつくのですから。

 では、これからの一年、私たちは何をすべきなのでしょうか? レスポンスアビリティは今年もそれを一緒に真剣に考えるパートナーでありたい、そう考えています。

 まずは一つ具体的な話をすると、単に世界の流れを紹介するのではなく、それを前提にした上で、日本の強みをどう活かすか。そこに特に力を入れて行きたいと考えています。

いろいろとおもしろいことも、新しく始めたいと思います。

ですので、今年も一年間、どうぞよろしくおつきあいください。

そして何より、この一年があなたにとって最高に素晴らしいものになることを心からお祈りしています。

2017年新春

サステナブルビジネス・プロデューサー
足立直樹