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IUCN等主催、最前線で活躍する自然資本の専門家たちと自然を測る共通指標の作成者から直接学ぶセミナー開催のお知らせ

セミナー | 2025/02/14

生物多様性の損失を止め、反転させ、回復を実現するいわゆる「ネイチャーポジティブ」をめざすために生物多様性世界枠組みのターゲット15「ビジネスの真ん中で取り組もう。」などが合意され、世界では、TNFDを始めとする企業や金融機関の生物多様性の依存や影響、リスクや機会の開示を行う動きが生まれています。

しかし、現在のTNFDにおいては重要な開示対象となるグローバルコア指標は、生きていない自然(Non-living Nature)とくくられる水・土・大気や廃棄物・汚染だけで、生きている自然(Living Nature)である「自然の状態(State of Nature)」は”仮置き”という状態で保留されていて、企業が生物多様性を保全しようとする努力につながっていませんでした。

NGOや企業・金融グループ、自治体、開示枠組み機関等からなるNature Positive Initiative(NPI)では、その「自然の状態(State of Nature)」を測る最小限の考え方の共通化の作業を進めており、企業向けのパイロット募集が3月3日発表予定です。

このセミナーでは、NPI事務局長、ギャビン・エドワーズ氏とチームメンバーをオンラインでつなぎ、SoNとは何か、どんな開発状況かを伺うとともに、本分野を日本のリーダーが質問をぶつけ、企業や金融機関はじめ、NGOや自治体等の視点から、自然の状態測定手法の意義と課題を理解する機会を提供します。

弊社代表足立も、リードコメンテーターとして登壇いたします。
皆さまのご参加をお待ちしています。

<セミナー概要>
■日程:2025年3月4日(火)19時-21時 現地開場:18時
■開催方法:ズームウェビナーと会場でのハイブリッド開催
■会場:METoA銀座 *会場定員:40名まで。席に限りがございます。
■参加方法:参加費無料、事前登録制
*日英・同時通訳
■主催:国際自然保護連合日本委員会、日本自然保護協会、経団連自然保護協議会、企業と生物多様性イニシアティブ、TNFD日本協議会、ICLEI、国立環境研究所、東北大学 ネイチャーポジティブ発展社会実現拠点(NP拠点)、日本生態学会生態系管理委員会

◎セミナーの詳細・お申し込みはこちらよりご覧ください。(IUCN JapanのWebページへ)