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サプライチェーンリスク分析の方法と特長

自然資本インパクト分析

 
サプライチェーン上のリスクの定量評価サービスでは、サプライチェーンの様々な段階における環境負荷とそれによって生じるリスクを定量的に明らかにすることができます。その上で、それを御社の持続可能な経営に生かすための様々な分析や加工も行えます。

環境損益計算書


サプライチャーンを含めた事業全体の環境コストの評価。どのような環境負荷(GHG排出、土地利用、大気汚染、廃棄物など)がサプライチェーンのどの段階でどのぐらいあるのかを把握できます。最も包括的な事例としては、スポーツウェアメーカーのPUMAが、全世界のサプライチェーンについて行ったものが有名です。これもTrucost社によって計算されたもので、現在この結果は世界中から注目されています。PUMAの親会社であるPPR(フランス)は、所有する全てのブランドに、同様の環境コスト評価を適用することを決めています。

バブルチャート


どの段階の、どのサプライヤーがどれくらいの環境リスクを持っているのかを直感的に把握できます。リスクの高いサプライヤーを特定し、効率的に管理を進めることに役立ちます。

ベンチマーク分析


自社の事業所やサプライヤーの環境パフォーマンスを業界の平均や他社と比較することができます。自社の強みや弱みを把握するために役立ちます。

ライフサイクルアセスメント(LCA)


ライフサイクル全体の、どこでどの程度の環境負荷があるのか、製品レベルで把握できます。より環境負荷と環境リスクの少ない製品の設計や環境性能を生かしたマーケティングに役立ちます。

Trucostの分析の特長


レスポンスアビリティの戦略的パートナーのTrucostは、環境負荷の定量的分析を行っており、この分野での世界的先進企業です。欧米の多くの先進企業がTrucostの分析手法を活用しています。では、なぜいま世界中の企業や組織がTrucostの分析に注目し、またTrucostに分析を依頼するのでしょうか? それにはいくつもの理由があります。

●効率的な分析
御社が普段から管理している財務、製品、原材料、サプライヤー、環境に関するデータをもとに環境負荷を算出します。そのため、短期間で簡単に分析を行うことができます。例えば、最初の簡易的な分析であれば、わずか数週間で行うことができます。当然ですが、サプライヤーに関する実データ、製品のLCA分析結果、原料生産地の地理的情報など、詳細な情報が多い程、より正確な分析を行うことが可能です。

●サプライチェーン全体での分析
最上流から御社まで、サプライチェーン全体の環境負荷を算出します。製品レベルの分析では、製品の使用や廃棄の段階などを含めたライフサイクル全体での環境負荷を算出します。

●広い環境負荷が対象
温室効果ガスの排出や水の使用だけではなく、土地利用、大気汚染、廃棄物といった幅広い環境負荷を算出します。

●金銭価値への換算
算出した環境負荷を金銭価値に換算します。そのことにより、複数の環境負荷を金額という単一の指標で評価できるようになります。また、環境リスクの評価を経営戦略に組み込みやすくなります。

Trucostについて

レスポンスアビリティの戦略的パートナーであるTrucostとは、どのような会社なのでしょうか?いくつかのファクトを通じて、Trucostを簡単にご紹介しましょう。

●Trucostは2000年の設立以来10年以上にわたって蓄積したデータをもとに、企業の環境影響を定量評価するための、世界で最も先進的で包括的なデータベースを構築しています。

●これまでに世界で136,000社以上の環境パフォーマンスを分析。多くの先進企業が同社のサービスを利用しています。

●WRI/ WBCSDのGHGプロトコル スコープ3算定報告基準に関する技術ワーキンググループのメンバーとして基準づくりに携わる他、生態系と生物多様性の経済学(TEEB)や国連の責任投資原則(UNPRI)などのイニシアティブにおいて、自然資本の経済価値評価を技術面で支えています。

詳しくはTrucostのウェブサイト(英語)をご覧下さい
 

自然資本インパクト分析

 
 

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