サプライチェーン・リスク
サプライチェーン全体での環境負荷を定量化し、環境と経営へのリスクを可視化して管理する
サプライチェーンが国内外に長く複雑につらなり、また、企業の責任が自社だけに留まらずサプライチェーン全体にわたって求められるようになってきた今日、自社の事業活動の環境や経済への影響について、自社内の活動のみを考えるのではまったく不十分となっています。
温室効果ガスの排出量のスコープ3と同様に、あらゆる環境側面への影響を把握するためには、サプライチェーンの最上流、すなわち原材料の採掘や生産現場にまで遡って分析する必要があるのです。
しかし、このような分析が必要とされるのは、倫理的な理由や、ISO26000などで求められているからだけではありません。むしろ、サプライチェーン全体にわたって環境負荷を分析対象とすることで、自社の事業活動において、最大の環境リスク=最大の環境負荷がどこにあるかを把握するという、リスク管理と経営上、きわめて重要なポイントを明らかにするためでもあるのです。そしてそのような環境負荷の存在を定量的に把握することができれば、サプライチェーン全体にわたって効率よく環境負荷を削減し、事業活動を将来にわたって持続可能なものにすることができるのです。
見えないリスクは管理できない
私たちは、この分野においていま世界でもっとも注目されている英国のTrucost社と提携し、同社の豊富な実績と知見を生かしながら、サプライチェーン全体にわたる環境負荷の定量化とリスクの可視化を提供いたします。
もちろん単に定量化や分析を行うだけでなく、その結果を踏まえて、環境や経営のリスクを管理するために必要な戦略の策定、対策の実行まで、一気通貫でのご支援をいたします。