Response Ability Inc. Response Ability, Inc.

2025年を創る会社

2011年3月11日に東日本を襲った東日本大震災は、私たちの日々の生活や社会そのものが、薄氷のごとき危うい基盤の上で辛うじて維持されていたものであることを、あらためて私たちに思い知らせました。あたり前のように使っていた電気、あたり前のように動いていた物流網、こうしたものが一瞬にして破壊され、その影響が想像以上の広範囲、長期間に及んだのです。

これは、今回初めて明らかになった問題ではありません。私たちの社会が持つ本質的問題、すなわち今のままの社会は持続不可能であるということに、私たちはうすうす気がついていたはずです。誰かがいつか何とかしてくれるだろうと、根拠なき楽観で今まで先送りし続けてきた問題にすぎません。

もちろんこれは、日本に限った問題ではありません。例えば工業原料として大量に消費されている鉱物資源は、明らかに有限かつ偏在しているのに、世界的に需要が拡大を続けています。非常に便利なエネルギー源である化石燃料は、有限であるだけではなく、気候変動の原因にもなっています。私たちの生活を便利にしてきた化学物質は、廃棄などの段階では頭の痛い難問となっています。

経済のグローバル化は、ビジネスの範囲とスピードを拡大し、一部の人々には経済的発展をもたらしました。しかしその陰では、経済的格差の拡大や地域固有の文化の破壊など、多くの問題も発生しています。サプライチェーンで生じた問題で、自社の責任が問われることも増えてきました。

環境や社会に関わるこれらの問題は、残念ながらもはや一国や一地域の政治だけでは手に負えません。その結果、2000年頃以降、企業自身が社会に対してより責任ある行動を取るべきであるという考え方、すなわちCSR(Corporate Social Responsibility)が台頭してきました。もはや政府にすべてを頼っていればいい時代は終わったのです。

ただし、正確に言えば、これは企業に限った考え方ではありません。NGOや市民組織、あるいは一人ひとりの市民も含めて、それぞれが応分の役割を果たす。社会の構成要員である一つひとつの組織が、より良い社会を作るべく主体的に行動する。そういう問題意識を持たない組織は、もはや存在し得ない社会になってきたのです。そして、その共通のゴールは、いかに持続可能な社会を築くかです。こうした考え方は今や世界的な共通認識になりつつあります。例えば2010年11月には、SR(Social Responsibility)についてのガイダンス文書としてISO26000が発行されています。

環境的にも、社会的にも、私たちは既にギリギリのところまで追いつめられています。もっと安心した生活を送るために、私たちはどうしたら良いのか。もっと安定した経営を行うために、企業はどうしたら良いのか。予め決められた、狭い意味での「責任」を果たすだけではなく、社会の課題に適切に反応(response)する能力(ability)が求められるようになっているのです。

持続可能な社会とは、今日のこの生活が将来も続くのだと確信がもてる社会であり、安定的に事業を行うことができる社会です。これから2025年までの間に持続可能な社会の基礎を作り、次の世代に手渡したい。このことをビジョン(目標)に、責任ある企業の発展をお手伝いするのが、私たち株式会社レスポンスアビリティのミッション(役割)です。責任ある企業が増えれば、持続可能な社会はそれだけ実現に近づくはずです。

3.11の大震災と原発事故によって、日本は国難とも言うべき状況にあります。しかし、それをただ嘆くのではなく、あるいはただ元に戻そうとするのでもなく、持続可能でもっと安心できる社会へとシフトすること、それが今もっとも必要なことであるはずです。

株式会社レスポンスアビリティは、2025年を創ることを目指しています。社会が大きく変化していく中でも、常に安定して自社の事業が行えるように。持続可能な、成熟した社会の中で高く評価され、信頼されるように。皆様の会社や組織の「反応力」(response ability)を高めるお手伝いをできることを心から楽しみにしています。

(2011年月記)


私たちの考え方をいくつかご紹介いたします。

2025年に生き残る企業をつくる (2013年3月)
2025年を創る会社 (2011年11月)
ビジョンと使命、そして価値
レスポンスアビリティという名前について
ロゴに込められた想い
会社概要
連絡先