Response Ability Inc. Response Ability, Inc.

ようこそレスポンスアビリティへ

私たちレスポンスアビリティは、CSR や環境の特定の課題についてのみお手伝いするコンサルティング会社ではありません。

私たちの究極の目標は、持続可能な社会にとって必要とされる企業を作ることをお手伝いすること、しかもそれを 2025 年までに実現することです。 なぜなら、現在の社会も、また地球の環境も、今のままのやり方では持続不可能であり、その限界がもうすぐ目の前に迫っているからです。

私たちは、あなたの会社が本当の意味で持続可能になるように、もっとも本質的なことを、本気でお手伝いいたします。

2025年に生き残る企業をつくる
Corporate Sustainable Strategy

経済は本当に回復しているのか?

2012年末以降、長く続いた円高が円安傾向に転じ、株価も上昇し始め、あたかも日本経済が回復するかのような報道が増えて来ました。しかし、これがあまり根拠のないものであることは、賢明なビジネスパーソンであればお気付きのはずです。

なぜなら、円安効果が期待できるはずの輸出においては、実質輸出は年率換算でマイナス10%以上の大きな減少を続けており、実質GDPも依然マイナスが続いているからです。円安効果で若干それが目減りしていることと、「これからは経済が回復するはず」という楽観的観測が株価上昇を支えている、それが「アベノミクス」の現実なのではないでしょうか。

実際、足元の数値が決して回復してないことは、自社の業績を見れば、多くの方々が実感しているに違いありません。

もっともこれは日本だけの問題ではありません。ヨーロッパの金融危機もいまだ本質的解決はされていませんし、アメリカ経済も本格的に回復しているとは言い難い状況ですし、頼みの綱の中国国内市場すら、成長は鈍化しているのです。

しかも、さらに重要なことは、これが一時的な景気の谷ということではなく、グローバル経済が抱える本質的な問題に起因するということです。

世界を襲っている本質的な構造変化

製造の現場が先進国から途上国に移転して既に久しくなりますが、今や途上国の中でも、より経済発展段階の低い国へ、つまりより賃金が安い国へと工場のシフトが加速している状況です。途上国において製造業が息を吹き返すことは容易ではありません。

そして最近ではこの傾向は、コールセンターやプログラミング・システム設計、企業会計、果ては医療にまで及びつつあります。経済の垣根がなくなったことで、先進国の職のかなりの部分が、途上国に食われつつあるのです。もちろんこの傾向は、今後さらに続くでしょう。

日本などの先進国においては、これは個人にとっては自分の仕事がなくなることであり、企業にとっては、マーケットがなくなることを意味しています。経済の構造が、社会のあり方が、根底から崩れつつあるのです。

さらには、あらゆる業界において競争がグローバルになることを考えれば、世界で1位、2位の会社は生き残れても、それ以外の会社は、たとえ国内では1位であっても、存在がますます危うくなっていくでしょう。

持続可能な企業への道

一方、世界全体ではますます消費と生産は拡大し、地球の収容可能量からはさらに大きくはみ出しが広がっています。資源は枯渇し、環境は損なわれ、持続可能性からは遠ざかっているように思えます。

このように経済的にも、環境的にもきわめて厳しい状況の中、何を指針に、どのような方針で事業を進めていけば、今後も生き延びる企業になることが出来るのでしょうか?
環境的にも、社会的にも持続可能な条件を目指して、ビジネスのあり方を変革していくこと。それが2025年に持続可能な企業であるための唯一の道であると私たちは考えます。

この二つの側面において持続可能性を満たし、そして人々が必要とする商品やサービスを提供し、社会から求められる存在であり続ける。これこそが、私たちが考える、持続可能な企業としてあり方です。このようなあり方を目指すやり方を、私たちはCorporate Sustainable Strategy(持続可能な企業戦略)と名付け、それを達成するお手伝いをいたします。

(2013年3月記)


私たちの考え方をいくつかご紹介いたします。

2025年に生き残る企業をつくる (2013年3月)
2025年を創る会社 (2011年11月)
ビジョンと使命、そして価値
レスポンスアビリティという名前について
ロゴに込められた想い
会社概要
連絡先